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【経  歴】

 広島市出身。地元の短大を卒業後、ニ年ほどOLを経験した後、広島YMCA英語学院での英語講師を経て、米国ネブラスカ州の大学に留学。Communiation Artsを専攻し学士号取得。帰国後は英語講師、翻訳・通訳業をし、広島で開催された複数の国際会議事務局での仕事を経験。その後、IPPNW(核戦争防止国際医師会議、一九八五年ノーベル平和賞受賞団体)の広島大会事務局を経て、広島県医師会でIPPNW日本支部事務局を担当。一九九二年に再渡米しIPPNWから派生したサテライフというボストンのNGO(非政府組織)事務局などに勤務。その間仕事をしながら、ケンブリッジ市の大学でカウンセリング心理学の修士号取得。二〇〇〇年ブラジル人の夫と共に日本に帰国。八年半ほど東京で暮らした後、二〇〇九年来伯。現在、サンパウロ市から西へ二〇〇キロほどのところにあるサンパウロ州パーディーニョ在住。夫はリオデジャネイロ州出身ながら、年中暑く、治安の悪いリオや、サンパウロといった大都市で暮らすことを嫌い、治安の良い田舎町で暮らすことを決め、カンポス・ド・ジョルドンに似て気候が穏やかなパーディーニョの農村地帯に土地を取得し、終の棲家を建てて暮らしている。来伯当初は縁あって、広島の中国新聞のインターネットサイト上の「海外リポート」のコーナーにブラジルからのリポートを投稿していた。現在は、地元の若い人たちに自宅で英語を教える傍ら、年に五回、サンパウロの同人誌「楽書倶楽部」に文章を寄稿している。そして、来伯間もない頃に知り合った日系準二世の香山栄一氏(二〇一六年七月没)から八〇〇冊以上の移民関連の書籍を寄贈され、二〇一一年八月に「香山文庫」を引き継ぎ、インターネット上に香山文庫のウェブサイト(http://wabicafe.com.br/kayama/)を作り、その運営・管理を行っている。

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