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我が思い出の歌
我が思い出の歌
「ともしび」。 聖市。 村上佳和。
高校時代、その頃、コーラス・グループ マヒナスターズやダークダックスが大流行であった。
1960年卒業を目前にして学園祭で我等卒業生グループは発表する数曲の中に私は「ともしび」を選んでいた。処が一級下のコーラス・グループから是非「ともしび」をゆずる様求められたのである。
その中に高校時代交際して居た女の子が居た。その頃、私はブラジルへ移住する事が決まって居り「ともしび」の歌詞が送るものにも送られる者にも心にひびくものがあった。3月卒業、4月2日神戸港出航の移民船サントス丸で700余名と共に移住した私である。見送りの家族、担任の先生、クラスメートの中に彼女も居たのです。
この歌は今でもあの楽しかった高校時代が甘酸っぱく想い出されるのである。
「ともしび」 ロシア民謡
一、夜霧のかなたへ 別れを告げ
雄々しき男子 出でて行く
窓辺にまたたく ともしびに
つきせぬ乙女の 愛のかげ
二、戦いに結ぶ 誓いの友
されど忘れ得ぬ 心のまち
思い出の姿 今も胸に
いとしの乙女よ 祖国の灯よ
三、やさしき乙女の 清き思い
海山はるかに へだつとも
ふたつの心に 赤くもゆる
こがねの灯火 永久に消えず
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